◇ 親は子にサバイバル術を教える
(昔は畑仕事や魚釣り、今はお金教育)
- 上手に稼ぐ、貯める、殖やす、使う、お金のノウハウ
- お金一辺倒にならないように教育する
- 生活力をつけるには?
◇ 親は子をしつける
(お金は動機付けとして最大のパワーであり、小遣いはしつけの道具として最適)
- 欲望のコントロールを教える
- なんでも与えられた子どもは確実に不幸になる
- 自立を促す ─ 小遣いの補填はスネカジリ族を作る
- 我が家の方針最優先でいこう
- 親の生活態度やお金との接し方、子どもに伝わってしまうメッセージに注意
◇ 親は子に生きていくことのすばらしさを気づかせる
(自分のしたいこと・欲しいものを自分の力、努力で実現化していく達成感)
- 積極思考、子どもの感情を受け止める、ともに喜ぶという気育
- 子どもが夢中になっているときは邪魔しない、いのちの輝きを奪わない
- 自走人間、ユニークなオンリーワンの特徴をもつ子どもをどう育てるか
◇ 親は子に自分や先祖の知恵を伝える
(知恵の相続)
- 子どもに生きていく知恵を伝える「知恵ノート」の作成
- 自分の仕事のこと、失敗経験や意思決定のやり方を話す
■ 豊かな時代のしつけのノウハウ不足
◇ 成金国の日本に欠けているもの
- 子どものモチベーションを豊かな環境のなかで保つノウハウがない
- 子どもの家来になってはいないか
- 先輩金持ち国の知恵は? ― どう国を守り、資産を守ってきたか
◇ 親の守り過ぎ・手の出し過ぎ・与え過ぎが、無気力でひ弱な、生活力に欠ける子どもをつくる
- 何が子どもをダメにするか
- 子どもの創造力、実行力、考える力を発揮させるには
- 豊かな時代の手伝いの効用
◇ 皆が知っている「他人のため」は「自分のため」
■ 世界に遅れる日本
◇ 日本はお金オンチ
- お金教育・起業教育において、日本は世界の後塵を拝している
- 「お金のことを話すのは卑しい」「子どもが稼ぐなんて」という考えの罪
- 横並び主義・減点主義・指示待ち人間の横行する日本でこそ起業教育が必要
◇ 21世紀に求められる人間
- 終身雇用もなく、年金も自分で運用する時代にお金オンチは生き延びられない
- 十分なお金の知識、確固とした心構えをもった日本の相続人を育てるには
■ 子どもに生きたお金感覚を身につけさせるプロジェクト
◇ すぐに始められる身近な具体例を紹介