今回紹介するのは、CM'Sコーポレーションから発売された「ブレイブ合金 ガオガイガー」と
「勇者王ガオガイガー パワーアップセット」です。

この「ブレイブ合金 ガオガイガー」本体の方は、去年の年末ぐらいに発売されたものなのですが、
私は3月ぐらいに再販された時に購入しました。
「勇者王ガオガイガー パワーアップセット」の方は6月に発売した時に購入しました。

「勇者王ガオガイガー」というアニメについて少し説明しておくと、
1997年から98年にかけて放送された(全49話)ロボットアニメで、
いわゆる「勇者シリーズ」8作目にして「勇者シリーズ」最後の作品になります。
(勇者シリーズというのは、勇者エクスカイザー、太陽の勇者ファイバード、伝説の勇者ダ・ガーン、
勇者特急マイトガイン、勇者警察ジェイデッカー、黄金勇者ゴルドラン、
勇者指令ダグオン、勇者王ガオガイガーの8作品+ゲームに登場した勇者聖戦バーンガーン)
この「勇者王ガオガイガー」という作品ですが、
個人的には数多く放送されたロボットアニメの中でも最高傑作だと思っています。
まあロボットアニメというくくりにしなくても俺的NO.1と言って良いかもしれません。
社会現象にもなった、ガンダムよりもエヴァンゲリオンよりも個人的にはガオガイガー。
ちなみにメカニックデザインは巨匠・大河原邦男です。(勇者シリーズは全部そうだけど)

それでは見ていきましょう。
まずはガオガイガーの中心部になる、北極ライオンこと「ギャレオン」です。
ダイキャストパーツが結構使用されているので、なかなかの重量感です。
尻尾のパーツは、変形に支障をきたさない短い物と、写真の長いものとありますが、
長い方でもそのまま変形させてもそれほど邪魔にはならなかったりします。
こちらが、ギャレオンと主人公・獅子王凱がフュージョンした姿の「ガイガー」です。
ライオン型に変形するように作られている割にはなかなかいいプロポーションに出来てます。
腕、足の付け根、膝の関節は結構稼動範囲が広いのですが、
足首の間接の稼動範囲がそれほど広くないので、あまり大胆なポージングは出来ないかも。
あとは頭がもうひとまわりぐらい大きいともっとかっこいい気がするのですが、
ファイナルフュージョン時にヘルメットをかぶせる形になるので、仕方がないかもしれません。
これは、ガオガイガーの脚部になる「ドリルガオー」です。
スーパーロボットではお約束であり、男のロマンであるドリルです。
正直これ単体ではあまり遊べませんが、キャタピラはちゃんとゴム製で可動します。
こちらは、ガオガイガーの肩になる「ライナーガオー」です。
いわゆる500系新幹線ですね。
そういえば同じ勇者シリーズの「勇者特急マイトガイン」も肩が新幹線でしたね。
これまたこれ単体では、全然遊べなかったりします。
これはガオガイガーの背面ブースターと腕部になる「ステルスガオー」です。
まあいわゆるステルス戦闘機(爆撃機)型ですね。
写真では(実物でも)わかりにくいですがコックピットのキャノピーがスモークのクリアパーツになってます。
このようにガイガーのステルスガオー、ドリルガオー同時装着モードも再現できます。
これはステルスガオーを背面に、腕部にドリルガオーを装備したガイガー最強形態です。
原作でも何回かこの形態をとっていたけど、強さは正直微妙。
これだけゴテゴテと装備してもちゃんと自立出来るのは結構すごいかも。


っていうことで・・・
「ファイナルフュージョン承認!」
「了解!ファイナルフュージョンプログラムドライブ!!」
それではファイナルフュージョンのプロセスを見ていきます。
まず収納してあったサイドスカートを展開し、下半身を180度回転させます。
その後、変形、分割させたドリルガオーを両足に合体。
ガイガーの両腕を背中側に回し、ボディに出来た空間にライナーガオーを通します。
ステルスガオーを背面に合体、たてがみのパーツを前面に回して胸に装着。
ライナーガオーから引き出した上腕に、ステルスガオーのエンジンパーツを接続。
最後にステルスガオーに収納してあるヘルメットをかぶせてファイナルフュージョン完了。
これが勇者王ガオガイガーです。
この状態だと全高約25cmぐらいになります。
マッシブなスタイルにステルスガオーのデカさもあってかなりの存在感です。
腕関節はかなり可動範囲が広いです。
足は付け根と膝関節自体の可動範囲は広いのですが、
サイドスカートが独立して可動しないのと、
足首の可動範囲の関係であまり大胆なポージングは出来ません。
安定性は悪くありませんが、足首にダイキャストなどの重いパーツを使用していれば、
もう少し安定が良くなるかもしれませんね。
オプションのディバイディングドライバーを装着したところ。
ディバイディングドライバーについて簡単に説明すると、
ある一点にディバイディングコアを射出して、その一点の空間を湾曲させる(この場合押し広げる)事によって、
半径数十kmの無人の空間、ディバイディングフィールドを作り出すためのハイテクツールです。
間違ってもデカいマイナスドライバーではありません。
オプションパーツを使うと、ブロウクンマグナムの発射シーンを再現できます。
右の写真のように噴煙パーツまで付いているのがこだわりを感じます。
角度を変えて見るとこんな感じ。
上腕と噴煙パーツを繋いでいるパーツにスプリングが仕込んであるので、
ロケットパンチのように飛ばす事が出来ます。
ある意味、今回の目玉のオプションパーツでプロテクトシェードが再現できます。
ほぼ原作どおりで感動。
数あるガオガイガーアイテムでもここまでしっかり再現できるのはBRAVE合金だけではないでしょうか。
「ヘル アンド ヘヴン!」
「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」
ってことで、ガオガイガー単体での最強技「ヘル アンド ヘヴン」のポーズも再現できます。
この体型で胸の前で手を組むという荒技が出来るって凄いですね。
もちろん手首は別パーツですけどね。
さらに「ヘル アンド ヘヴン」で引っこ抜いたゾンダーコアまで付属してます。
他にもオプションパーツをディスプレイできる飾台も付いていて、いたれりつくせり。

ここまでが「BRAVE合金 ガオガイガー」本体の紹介になります。
続いては「勇者王ガオガイガー パワーアップセット」の紹介に行きたいと思います。