アトリエの3連の縦窓のパネル。
窓の外には3本のやまぼうしの木があり、毎年春から夏にかけて花を咲かせ、秋には紅葉し赤いかわいい実をつける。
そのやまぼうしを春、夏、秋の姿を窓に描いた。
白いとんがり帽子のような4枚の総苞をずっと花と思っていた。
本当の花は花芯と思っていた黄緑色のつぶつぶである。
総苞には5種類の趣の違う白ガラスを使い、小さな花はフュージングで作ったグリーンの粒を固めた。
季節に合わせて葉のガラスの色も変化させた。そしてこの花が秋には真っ赤な実を結ぶ。
背景の空と水の流れを持つガラス、水滴のガラス選びも面白く楽しかった。