たくさんの多角形が集まってできている立体を一般に多面体と言う。
多面体の種類は無限にあるが、今まで私がステンドグラスで試みたものは、
正多面体、準正多面体、正角柱、半角柱などである。
● 正多面体(Regular polyhedron)とは
各面がすべて同じ形の正多角形で、頂点に集まっている面の数がすべて同じである多面体。
プラトンの立体 とも言われる。
正多面体は、正4面体、正6面体(立方体)、正8面体、正12面体、正20面体の5種類しかない。
● 準正多面体 (Semiregular polyhedron)とは
各面が正多角形(同種でなくてよい)で、すべての頂点が同じ構造をしている多面体。
アルキメデスの立体とも言われる。
準正多面体シリーズに掲げた12種にサッカーボール型ともいわれる角切り20面体を加えた13種類である。
名称もいろいろな言い方があり、正多面体の角を切り取るとできるものを角切りと言ったり、
切頂または切頭と言ったりするが、ここでは角切りに統一した。
● 正角柱(Archimedean prism)とは
上下の面が同じ形で横の面が全部4角形の立体(上下面は平行)。
● 反角柱(Archimedean antiprism)とは
上下の面が同じ形で横の面が全部3角形の立体(上下面は平行)。