お金に情熱的な民族�A〜中国人〜
　中国は共産国家ということになっているが、お金に対する情熱は相当なもの。現在、米国で資産運用に腕を振るうブラッド・ホアン氏は、小さい頃から、軍高官の父親から「自分で稼げ」と言われた。7、8歳の頃、教練で使われた銃弾を他人に拾い集めさせ、村の鍛治屋に売って小遣いを稼いだという。大学生の時は化学室を使って写真の現像をやり大いに儲けたそうだ。共産主義の国で、と驚くが、ホアン氏は商売に関することもよく学校で習ったと言う。なにせ中国五千年の歴史の中で、大部分は共産主義下ではなかったわけだから、商売人の国・中国が現れるのである。