お金に情熱的な民族@〜ユダヤ人〜
 世界でもっとも金銭に対し情熱を持っていると思われる民族の一つにユダヤ人がある。ご存知のように、ユダヤ人には長年自分の国がなかった。だから他国に住んで、差別と迫害と追放の憂き目にあってきた。その中で、命と安全を守ってくれたのはお金だった。それで、なによりお金を頼りにし、またお金儲けを熱心にした。自分と家族の生き残りがかかっているからだ。一方、キリスト教はお金を不純で汚いものとみなし、金利を取ることや投機も罪悪としたので、金融業は蔑まれていた。そこで、お金を汚いとしないユダヤ人が金融で独占的な強みを発揮したのである。