今回紹介するのは、海洋堂から発売されているリボルテックの新シリーズの
「フロイラインリボルテック」の第一弾である「綾波レイ」です。
フロイラインというのはドイツ語で「お嬢さん」とか「令嬢」とかいった意味で、
従来のリボルテックのシリーズがロボット物が中心だったのに対して、
このフロイラインはその名が示すとおり、女性キャラのアクションフィギュアになります。
ちなみに、従来のリボルテックシリーズと同じリボルバージョイントを使用した新規素体の
「汎用女性型素体”E.L.F”」という素体を元にフロイラインは製作されているようです。
全高は155mmで約1/10サイズになります。
全身18ヶ所可動で、リボルバージョイントは10個使用されています。
従来のアクションフィギュアに比べるとだいぶボディラインのくずれが少ないように思います。
肩の内部に埋め込んであるリボルバージョイントのおかげで、腕を前の方で組む様なポーズも取る事が出来ます。
腕部の可動範囲は結構広いです。
こういったポーズも取らせる事が出来るのですが、凄いのはあまりボディラインがくずれないところですね。
通常のアクションフィギュアだと球体関節が外に露出してる場合が多いのですが、
このフロイラインはそれが少ないため、あまりラインがくずれなくて済んでいるのでしょうね。
オプションパーツとして「ロンギヌスの槍」が付いてくるのですが、これが本体よりかなり長くて迫力あります。
リボルテックシリーズのエヴァンゲリオンに流用する事も出来ます。
顔の造形は若干のっぺりしてるかなーって感じはありますが、このサイズで考えたら許容範囲ですね。
個人的には背中を反らした状態の、背中から腰にかけてのラインが結構好きです。
付属のディスプレイベースを使用するとポージングの幅が広がります。
ちなみに写真で使用しているベースは付属のものではなくて、
海洋堂のホビーロビーで購入した際に特典として付いてきたものです。
商品に付属しているものはキャラクター名がプリントされていて、
こちらの特典のものはフロイラインリボルテックのロゴがプリントされています。
欲を言えば太ももの付け根の関節がもう少し上に上げられればと思いますが、
それ以外はすごい良く出来ていますねー。
動かしていてすごく楽しいですし。
これだけの出来のものが比較的安価(実売で2000円前後)で手に入るのですから、
本当にいい世の中になったもんです。
もう少しするとマックスファクトリーがフロイラインに似たコンセプトを持った、
「figma(フィグマ)」というアクションフィギュアのシリーズを出すので、
これからのアクションフィギュア界はかなり熱いことになりそうですね。