今回紹介するのは、おなじみのメガハウスエクセレントモデルシリーズの「エア・ギア シムカ&野山野林檎」です。
エア・ギアは週刊少年マガジンで連載している漫画で、アニメ化もされている作品です。
原作者は「天上天下」の大暮維人(Oh!グレイト)。
今回のフィギュアは原作よりもアニメのイメージで製作されている感じがします。
まずは「シムカ」から。
通称「渡り鳥のシムカ(ツバメのシムカ)」なんて呼ばれてますが本名は不明。
原作の初期の頃によくしていた格好での立体化です。
原型はヘビーゲージというガレキメーカーの方が製作されているようですが、
微妙なポージングがシムカらしくていいですね。
顔はいつもどおりの綺麗な仕上がりになってます。
もうちょっと艶っぽい表情の方がシムカっぽい気がしないでもないですが。
前髪の造形がやや甘い感じはしますが、PVC製品ですから全然許容範囲ですね。
塗装そのものは綺麗なんですが、この個体に関しては所々に汚れが目立つのが残念。
ポリス風帽子とゴーグルもしっかりと造形されていて良いですね。
帽子は別パーツなので、外した状態にも出来ます。
シムカの特徴である長い髪の造形はさすがといったところでしょうか。
特徴とは言っても、現在原作では髪の毛切ってショートカットになってしまっていますけどね。
ところでアニメ版の声優を選んだ理由に見た目のイメージがあるような気がするのは私だけ?
ブーツタイプのA・T(エア・トレック)も地味ながらもしっかりと造形、塗装されています。

こちらは本作品のメインヒロインである「野山野林檎」です。
シムカとは違い座りポーズでの立体化。
ひと昔前ののアメリカの映画なんかに出てくる、
ローラースケートを履いたファーストフード店の店員のようなイメージでしょうか?
っていうか露出度高いなー。
見る角度によっては裸に近いぞ。

どういった角度で見てもバランスよく出来ています。
髪の毛も造形はもちろん、塗装も綺麗な仕上がりです。
写真ではわかりませんが、ベルトもしっかり作られていて、バックルはリンゴマークになっています。
顔はもちろん綺麗な仕上がり。
目のプリントはタンポ印刷という技術だと思うのですが、ほんとうに綺麗な仕上がりですね。
メガネは別パーツなので外す事が出来ます。
赤いフチのメガネとは別にフチなしのメガネも付属しています。
でもやっぱり赤いフチのメガネが一番リンゴっぽいですね。
手に持っているドリンク、ポテト、バーガーもしっかり作られています。
こういった小物もちゃんと作られているのはいいですね。
ちなみにトレイは別パーツなので持たせないことも出来ます。
リンゴが履いてるA・T、BAPESTARVもちゃんと造形されてます。


相変わらずクオリティの高いメガハウス・エクセレントモデルシリーズですが、
最近では色々な作品の立体化に対応するためか、
社外の原型師さんが原型を担当する事も増えてきたようで、これからの展開にも期待ですね。